「〇〇〇せんせい だいすき」と書きたい女の子。手紙が書き手の意思を伝える機能をもっていることに気付いているのです💡最初は5歳児の女の子が書いてくれていましたが、別の遊びに興味をもってその場を離れてしまいます…でも、書きたい!今すぐ書きたい!そこで、50音表をタブレットで表示してみます。すると、書きたい字を見付けては、拡大表示をし、じっくり見ながら真似して書き始めます。集中すること30分あまり。完成した「〇〇〇せんせい だいすき」に、とっても満足気。喜びと共に、得意気に見せてくれたあの表情がなんともたまりませんでした✨

この姿に影響を受け、「ぼくは、まま だいすきって書きたい」と真似っこして書き始める子がいたり、「す…は、すいかのすだね!」と知っている言葉探しをしたりする子がいたり、周囲の子ども達にも文字への興味・関心が広がる場面となりました。
現在の園では、園児一人一人の興味に合わせ、遊びの中で、子ども達が必要に応じて文字を読んだり、書いたりする楽しさを感じられる経験とそれを支える教師の関わりを大切にしています。